一口にインターネット広告といっても様々な手法があり、常に日々変化・進化を遂げていますが、
ターゲットへ効果的にリーチさせるためには各マーケティング手法の特性をよく理解して
使い分けることが重要です。
PPC(検索キーワード連動型広告)
広告主が連動させたい検索キーワードを指定します。
インターネットユーザーがそのキーワードで検索している時のみ、広告主のサイトへのリンクが
あたかも検索結果の一部として上位表示されるか、もしくは検索結果ページの脇に広告が表示されます。
コストは広告をクリックされる毎に発生するクリック課金広告費等で、自由に広告バジェットの設定が行えます。
クリック課金単価は検索キーワードを元に他の広告主との入札により決定されるため、
人気の高いキーワード程当然高くなります。
キーワードに連動して広告を表示させるため、有効なターゲット層へのリーチが容易に行えます。
つまり広告主としては本来見て欲しい(クリックして欲しい)ユーザーのみに対して広告費を投じて
集客を行うことができます。
またこのタイプの広告が優れているのは、従来のバナー広告のように明らかにセールス目的
の印象をユーザーに与えないという点です。ユーザーはそれが広告だとは気づかない場合も多く、
自然に出てきた検索結果の一部として素直にクリックされるため、クリックスルー率も高くなります。
即時性があるため、広告を用意して費用さえ投じれば即時〜1週間程度で広告を表示できます。
またコンバージョン(成約)の状況を分析しながら軌道修正も随時行えるため、
効果的な広告に対してより効率的に費用を投じることでROIの最大化を図ることができます。
SEO(検索エンジン最適化による上位表示)
検索エンジンの検索結果にできるだけ上位で表示させるために、
検索エンジンに好まれるようなWebサイト構成に仕上げ、最適化を行います。
よく知られているTITLEタグやMETAタグ、ALTタグの記述を調整したり、
外部からの被リンクを積極的に増やしたりするのも勿論その手法の一部です。
しかしそれらはあまりにも当たり前のことであり、スタート地点に立つ前の準備運動のようなものとお考え下さい。
実際には検索順位を決定付ける要素が100ほど存在していると言われており、
その内の20〜30程度の要素でほとんどの場合勝負が決まっているというのが現状です。
PPCとは違い、日本の場合まだクリックに対して課金はされないため集客という面では
コストを気にせずに行うことができる手法です。
また弊社のような正統的SEOを実践していくと、
図らずともより広範囲のキーワードより集客できるようになります。
SEOは施行してから即時での効果は得られないとしても、中長期的には効果が期待できる
マーケティング手法の1つです。
さらに通常PPCとSEOを併用すれば、
検索結果上で自社サイトへのリンク及びキャッチコピーが複数違う場所に露出することになり、
クリックスルー率が大きくアップします。
つまり集客力が飛躍的に上がります。
また露出度がアップすることでWebブランディング効果も高まります。
検索ディレクトリ登録
オンライン上のイエローページのようなもので、通常意味のあるディレクトリであれば有料
(例:Yahoo Japanは申請料52500円〜)にてリスティングに掲載されます。
基本的には業種や地域別にリスティングされるので、それにあわせて登録申請します。
ディレクトリへの登録はWebマーケティングの基本中の基本といえます。
申請料も得られる集客効果に比べると割安で、ニッチな業界、産業においてはかなり有効で
ROIも高く、地域を絡めた集客としてもまだまだ欠かせないものになっています。
SEOの1つの要素として優良なディレクトリに登録されることは効果的なので、
ケースによってはSEOによる集客効果にも貢献することが期待できます。
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